富士
きらら富士全体研修のお知らせ
2月12日 身体拘束・虐待防止委員会による全体研修が開催され
きらら富士職員、約40名が出席しました。
テーマは「虐待防止の認識向上」「認知症の理解」「認知症の適切な介護技術」の3つです。
「虐待防止の認識向上」の講義では、虐待には
・身体的虐待 ・心理的虐待 ・性的虐待 ・経済的虐待 ・介護、世話の放棄の
5つがあり、どれも重要な問題であることが分かります。
不適切なケアの段階で発見し、虐待の「芽」を摘む取組が求められることを学びました。
「認知症の理解」では、その方の視点や立場に立って理解しながら
ケアを行うという考え方の基本について勉強しました。
「認知症の適切な介護技術」ではコミュニケーション技術について学びました。
コミュニケーションは言葉だけで成立するわけではありません。
<メラビアンの法則>によると、相手への伝わり方は
・言葉は7% ・声の調子、トーンは38% ・表情、姿勢、ジェスチャーは55%とのこと。
大切なのは言葉ではなく、心のこもった温かな対応、心の声に耳を傾け、
相手への気持ちに寄り添うことだと理解することができました。
各講義の前後にアンケートをとり、職員の理解度、研修の効果を確認しました。
今回の研修を日々のケアに生かし、「認知症の方の尊厳を支えるケア」を目指していきます。